GRAND AUDITORIUM

ハンドメイドギターのパイオニアであるトニー・ゼマイティスのギター制作の始まりは自身で弾くためのクラシック・ギターの製作から始まる。その後、友人のためのギターも製作をしていくなかで経験と技術を磨いていくことになった。様々な試行錯誤の中でハート型のサウンドホールや、マスターシュブリッジなどを始めとしたユニークなデザインと音響特性を併せ持つギターを生み出していきロンドンのブルース、フォークミュージックシーンにおいて注目を浴び、やがて世界的に広がっていった。
引き締まった低音から、きらびやかな高音までバランスとレスポンスの良いサウンドのグランド・オーディトリアムは、ゼマイティス特有の口径の大きいハート形状のサウンドホールにより、豊かなサウンドと、その広がりを与えている。